153church(キリスト教会)における、イエス運動の実践。

153churchの由来

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 ようこそ、153churchへおいでくださいました。心から歓迎いたします。

153Churchの由来

 今回は、私たち「153church」の由来についてご紹介いたします。なぜ153なのか?という問いですが、この153という数字は、ヨハネによる福音書21章11節の「シモン・ペトロが舟に乗り込んで網を陸に引き上げると、百五十三匹もの大きな魚でいっぱいであった。それほど多くとれたのに、網は破れていなかった。 」に由来しています。

 ペトロは、イエスの弟子になる前は漁師であったことが共観福音書(マタイ・マルコ・ルカ)から読み取ることができますが、ヨハネによる福音書では直接的には書かれていません。しかし、ヨハネ21:3には、ペトロが漁に行くと言うと、他の弟子たちも一緒に行こうと言って舟に乗り込んだという描写があり、この事から、ペトロに限らずとも、彼らの中には漁の経験があるものがいたのではないか?と推測することができるでしょう。
 弟子たちは、イエスの弟子となってから漁から離れていたでしょうが、昔取った杵柄という言葉のとおり、人間の経験による感覚は素人になってしまうほど衰えるものではないでしょう。とはいえ、その時の漁では、彼らは何もとることができませんでした。漁に出かけたのは何時であったのか、という記述がないために、夜明けまでの何時間その漁をしたのか?については不明ですが、いずれにしろ、魚をとることは出来なかったという事実が記されています。
 すると、今度はイエスが岸に立っており、「舟の右側に網を打ちなさい」(ヨハネ21:6)と言われ、その指示に従った結果、上記のとおり百五十三匹の魚がとれるという展開に続いてゆきます。

 この箇所を、人間の経験や知識ではどうしてもカバーすることができないことであっても、イエスに従うことで手当てをすることができる!と希望をもってポジティブに解釈し、この弟子たちのようにイエスに従う者であり続けたい!という信仰から、この箇所の象徴である153を、私たちの活動のシンボルとして掲げることにいたしました。

メッセージは、こちらからお願いいたします。

153church
ツムラヤ トシオ


Konrad Witz(1400-1446), Der wunderbare Fischzug, 1444.

寄稿者

153church伝道師圓谷年雄 / ツムラヤトシオ
好きな時代は教父時代、
好きな神学者はオリゲネス、エラスムス、
好きな教理は、至福直観。
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